はてな年間100冊読書クラブ 5冊終了 (5冊目)

ファースト・プライオリティー (角川文庫)

ファースト・プライオリティー (角川文庫)

女の人の価値観などを軸にした、31篇の私小説


いろいろな人の生活観をのぞかせる本であったが、全体的にみんな幸せじゃない気がする。
なにか、特別なおちも盛り上がりなく読んでいて段々気分がめいってきた。
自分が31歳になったときに、世間的にはともかく、自分で幸せとおもえない生活をおくっているという想像はやはりつらいものがあると思う。
もっと年をとり、共感できる短編を見つけれるようになれば、感想が変わるのかもしれないが。
ただ、これを31歳の友人に渡したら、けんか売ってるとおもわれるのだろうとは感じた。